古代エジプトの文化と歴史:ミイラの作り方って!?

「世界史人 VOL.5 」

 

 

 

以前、「エジプト・ミイラの謎と真相:ミイラはなぜ作られた?」を紹介しました。

 

 

たくさんの方に見ていただいたので、ミイラの作り方についても紹介したいと思います。

 

 

みなさん、知っていますか?

 

わたしも、まだまだ勉強中ですので、今回も簡単に説明させていただきます。笑

 

 

 

ミイラ作りには6つのステップがあります。

 

 

今日は、その6つのステップを紹介します。

 

 

上の写真は、ルクソール西岸のセンネジェム墓に描かれた壁画の一部。

 

この壁画から、当時のミイラ作りは、守護神「アヌビス」の面をかぶって行われていたと推測されているようです。

 

 

 

ミイラ作り6つのステップ

 

 

①死の前の準備

 

遺体は、ミイラを作る場所「ウアベト(清らかな場所という意味)」に運ばれ、そこで洗浄されて、頭髪以外の体毛が除去されます。

 

 

②体を拭き、脳や内臓を取り出す

 

脳や内臓を取り出します。そして、乾燥するための処理が施されます。

 

 

③ナトロン袋を体内に詰め、全身を覆う

 

脱水のためのナトロンや、香り付けのための乳香、殺菌作用のある樹脂の包みが詰められます。

 

乾燥期間は、なんと40日間。

 

 

④全身にニスを塗り、護符とともに包帯を巻く

 

乾燥後は、ミイラの形を整える作業が行われます。

 

香油を全身に塗り、化粧のような処置が施された例もあるといいます。

 

そして、全身を亜麻布で覆います。

 

 

⑤顔にミイラマスクをかぶせ、棺に入れる

 

この過程で、様々な護符が置かれます。

 

さらに、襟飾りやブレスレットなども付けられます。

 

 

⑥口開けの儀式を行う

 

ミイラが墓まで運ばれた後、墓前で「口開けの儀式」を行います。

 

これは、死者が再生に必要な口や目などの機能を再び取り戻すためとされています。

 

 

 

 

 

また、ミイラ作りに欠かせなかったものが、カノポス壺護符

 

カノポス壺は、こんな感じ。

ミイラ作りで、摘出した内臓は、肉体の大切な構成要素でした。

 

その内臓を、乾燥・防腐処理させた後、亜麻布に包み、このような「カノポス壺」と呼ばれる壺に入れ、遺体の側に置きました。

 

 

そして、護符。

ミイラの上や包帯の中に一緒に入れられました。

 

この護符は、来世への道が保証されるよう、助力するためのもの。

 

甲虫の一種、「スカラベ(フンコロガシ)」などが有名です。

 

 

 

どうでしたか?

 

 

ミイラは、エジプトの首都にある、カイロ博物館で見ることができますよ!

 

 

興味のある方は、ぜひ行ってみてください♪

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    るるか (木曜日, 01 6月 2017 19:57)

    面白かった