エジプト人が愛する金:ゴールドの価値とは!?

 

金。ゴールド。

 

日本人にとっては、あまり馴染みのないものですね。

 

とくに、若い人にとっては、金というと、少しおばさんくさい感じさえしますよね。

 

 

しかし。エジプト人はみんな金が大好きです。

 

 

アクセサリーといえば、金。

 

ネックレスも金。指輪も金。ピアスも金。

 

 

金だらけです!

 

 

それも老若男女みんな大好き。

 

 

 

今日はそんな金について紹介します。

 

 

古代エジプトの時代から、宝飾品として、身分の高い人が身につけていた金。

 

現代でも、富の象徴として、エジプト人から愛され続けています。

 

 

 

結婚する時には、かならず、男性が女性に、金の指輪やピアスをプレゼントします。

 

(男性はシルバーの指輪をすることが多いです。しかもペアリングじゃない!)

 

 

 

女性へ贈る金の数や量が少ないと、結婚を認めない新婦の父親までいるんです。

 

 

そんなことから、既婚女性のほとんどの人が金のピアスやネックレス、ブレスレットを身につけています。

 

 

たくさん身につけていればいるほど、ステータスも高いのです。

 

 

そして、指輪だけでなくネックレスやブレスレットも、はずすことなく普段からずっと身につけています。

 

シャワーの時も、寝る時も、もちろん外しません!

 

 

金を身につけている方が健康によいという人までいます。

 

 

じつは、エジプトは、金の産出国でもあるのです! 

 

 

ですから、街のいたるところに金のお店があり、金を安く手に入れることができます。

 

 

スークと呼ばれる市場へ行くと、たくさんのお店が並んでいて、いろんな金を買うことができます。

 

 

わたしも婚約したとき、夫と義母さんと3人で金を買いに行きました。

 

その時の、エジプトらしい!?ストーリーをお話します。

 

 

金のお店が5件ほど並んでいる中で、まず最初の1件目に立ち寄りました。

 

すると、入り口の、とても目立つところに、おじいさんとおばあさんの写真が飾ってあります。

 

 

母が聞くと、店の人は、「自分が若い頃に両親が亡くなり、とても苦労した」と身の上話を始めたのです。

 

 

「大変な苦労をして、やっとの思いで、この店を持つことができた」と話す店主に、母はすっかり同情してしまい、この店で買うまで離れようとしません。

 

 

でも、その店では、気に入ったデザインの指輪やピアスが見つかりません。

 

仕方ないので、動こうとしない母を店に残し、夫と2件隣の一番大きくてしっかりとしている店に入りました。

 

 

そこで気に入ったピアスを見つけ、購入しましたが、母が前の店にいるので、指輪は買わずに戻りました。

 

 

そして結局は、母が動こうとしないその店で指輪を買うことにしました。

 

 

 

 

あとで聞いた話ですが、エジプトではこういうケースはよくあるそうです。

 

 

だましやすいお年寄りに同情させて、商品を買わせるという悪徳商売人がたくさんいるそうです。

 

 

「世界3大うざい国」の一つであるというエジプトの商売人はさすがだなーと、怒りどころか、なんだか感心してしまいました。

 

 

しかし!その後、また信じられないことが起こります。

 

 

なんと、購入後、まだ何日も経っていない指輪がだんだんと変形していき、ついに割れ始めたのです。

 

 

さすがに返品しないわけにはいかず、お店に持って行くと、なんと返品してくれません!

 

 

それどころか、「大丈夫!」とか言って、ペンチで少し直して、また渡してきたのです!

 

 

怒りを通り越して、呆れたわたしたちは、別のお店でその指輪を引き取ってもらい、新たな指輪を購入しました。

 

 

その指輪は特に問題もなく、今でもずっとつけています。

 

 

 ちなみに、上の写真が、わたしが買ったピアスと指輪。

 

 

 

それにしても、エジプトって、いろんな意味で、本当にすごい国だなーと、改めて感じたのでした。