アラビア語の基礎知識

 

 

 

アラビア語地域とは 

 

中東諸国(イラク、シリア、レバノン、パレスチナ、ヨルダン、 サウジアラビア、イエメン、オマーン、バーレーン、カタール、クウェート、アラ ブ首長国連邦など)

また、北アフリカ諸国(エジプト、スーダン、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、モーリタニアなど)の国語です。

 ※おなじ中東でも、イラン、アフガニスタン、トルコの国語は全く違います。 

 

 

アラビア語の方言とは 

 

文語の「フスハー」は書き言葉の共通語としてどの国でも使われますが、ニュースや学問・宗教的講義に使われるくらいで、日常生活では耳にすることはありません。

 言語としても話し言葉とはずいぶん違い、仮に会話でつかうとすれば、日本語なら 江戸時代の「そうろう文」でしゃべるかのような印象を与えます。 

口語の「アーンミーヤ」は国によってかなり異なり、メディアの報道や人の行き交いのない国の人同士で話すと意思疎通ができないくらい、違ってくることもあります。 

言語としてはフスハーより単純で、その分早く発音されます。一つの国の中で、さらに 日本の方言のような違いがありますが、首都の方言ならその国の人みんなと話せます。 

 

 

アラビア文字の読み書き 

 

文字は英語とは反対に、右から左に書かれます。一見すると蛇のような続け書きは、英語の筆記体、日本語の草書体と同様ですが、アラビア文字にはブロック体がなく、筆記体しかありません。

ほぼ、文字の切れ目が単語の切れ目です。 文字は全部で29個ですが、一文字でも単語の頭、真ん中、尻尾という位置によって、 別々の書き方が決められています。

そのかわり、大文字・小文字の区別や、同音異綴字 (「は」と「わ」、「sea」と「see」など)はありません。 

また同じ文字がペルシア語、ウルドゥー語などでも使われていますが、別言語なので、読み方は推測できても一般に理解はできません。

 

 

ビジネスシーンのアラビア語 

 

文法の語彙、表現を多用した、公的口語アラビア語(Formal Spoken Arabic)が多く使用されます。

ただし、エジプト、レバノン出身の人はかなり自国の アクセントで話すことが多く、話せなくとも基本的な表現は理解できるようにしておくことが求められます。

また、UAE本来の口語(湾岸方言)は現在、日常生活でも下火になってきています。